個人事業主(フリーランス)をされている方で収入がなかなか伸びないと悩んでいる方がとても多くます。業績を伸ばすためには営業がとても大切です。
どんなに良い商品を発明しても、顧客を納得させるような技術を持っていても顧客がその事実を知らなくては商売にはなりません。
商品を持っていなくても自分のスキルだったり、こんな仕事ができます!と売り込みをする際にも営業力はあって損はありません。
個人事業主で成功されているの中には、特別な技術や商品がなくても、営業の手法で業績を伸ばしているのも事実なのです。今回は、「個人事業主の営業方法」について紹介したいと思います。
初めの印象を大切に
営業は、まずはじめに最初の印象は大事です。相手に与えるイメージというのものは直接業績につながります。
まず最初は笑顔で相手に接して、身だしなみもしっかりとしたものにして悪い印象を与えないようにします。
髪がボサボサだったり、服装がみすぼらしい格好をしていると怪しい人が来たと思われてしまいます。
相手に爽やかな印象を与えられるようにすると、話を聞いてくれる確率をあげることができます。そしてすぐに名刺を立てるように準備をしておきましょう。
意外と用意していないのが資料です。例えば相手に良い印象を与え、相手が、その話の内容をもう一度確認したいので資料をもらえるかと言われた時に準備していないことが多いのです。
資料が無いせいで仕事がもらえるチャンスをそこで失ってしまうことも多々あります。営業に行く時は、ある程度準備をしていかないとせっかくのチャンスも逃してしまうので気をつけましょう。
営業のやり方とは
商品がそれほど良くなくても、相手に良い印象を与えれば買ってくれる方もいます。
一つ例にあげれば、テレビショッピングです。テレビショッピングは限られた時間の中で必要な情報をわかりやすく最大限消費者に伝えて、売上を伸ばしていきます。
同じ商品であっても、紹介する人が違えば売り上げも全く違うのです。テレビショッピングでは、皆さん笑顔で滑舌よく言葉は非常に丁寧で、わかりやすく商品を伝えています。
当たり前のように感じるかもしれませんが、実際自分が営業の中でできるかと言うと、ある程度の練習が必要です。ですから営業は、決して簡単なものではありません。
営業のプロになることができれば一番良いのですが個人事業主の場合は、営業が苦手な人もとても多いと思います。営業の技術を上げる簡単な方法は、うまく喋ろうとしないことです。
書店やインターネットに多くの情報が載っています。営業の技術向上を目指すために一生懸命勉強してもそれが実際に利用できるのは、元々営業に向いている方です。
私もそうですが、元々、話が苦手な人にどんなに技術を知っていてもそれを使いこなすことは非常に難しいです。
ですから、もし話すことが苦手であるならば初めからそのような技術に頼らず自分の言葉で一生懸命相手に語りかけることが一番の営業の方法でしょう。
個人事業主の場合は、大企業に比べて持っている商品や技術に対して一番詳しい人間のはずです。
大企業の営業は、営業に関してはスペシャリストかもしれませんがその商品の上辺だけの知識しか分かりません。なぜならその商品を自分たちで作っていないからです。
しかし個人事業主の場合は、自分が実際作った商品であったり身につけていた技術などですから、そのものに対しての情熱は大企業以上のものがあるはずです。
その熱意や情熱を消費者にぶつけていくということは非常に大切なことです。
プッシュ営業をしつつプル営業もする
私もそうですが基本的には人見知りで、話すこと自体が得意かと言われるとそうではありません。
なので、証券会社でナンバーワン営業マンのようなバリバリのプッシュ営業マンにはなれません。そんな私は「プッシュ営業」と逆の「プル営業」を同時にやっています。
プル営業とは「お客様が営業マンであるあなたに問い合わせをくれたり、相談があったりしてはじめて、営業をする」という待つ営業みたいなものです。
スタイル的にも「興味が無かったら別に良いよ」くらいの気持ちで営業をしています。
プル営業はそれなりの時間がかかりますし、世に蔓延るプッシュ営業マンが存在しているおかげでプル営業が生きるというところもありますので最終的なスタイルはプル営業マンになれることを目指していきましょう。
ただ、待つだけでは何も起こらないのである程度はこちらからもアクションを起こすという意味で「プッシュ・プル営業の併合」をオススメするということです。
まとめ
営業がとても難しいものです。慣れてない人が営業を行うと、その大変さで諦めてしまう人も多いでしょう。
最近では、訪問販売などは以前と違って非常に成功率が低くなっていますし、メンタルにおいても非常にきつい場合が多いです。しかし今でも訪問販売は、営業の手法の基本になっています。
とにかく回数を重ねて、どんなに断られても落ち込むことなく粘り強く交渉すれば、必ずあなたの熱意を分かってもらえる顧客も現れるはずです。
一つの顧客を大切にすることで、二つ三つと仕事が舞い込むことが多いのでとにかく最後まで諦めずに頑張りましょう。