フリーランス 失敗体験談

先見の目でビットコインに手を出したが……?

投稿日:2019年5月31日 更新日:

仮想通貨と言えば

ちょっと前は大盛り上がりだったのですが

その後下火になり現在はまた盛り返しています。

ビットコイン、イーサリアム、リップル様々です

フリーランスの特徴の一つとして

様々な情報を入手しやすいため

そこが成功のポイントかなと個人的には思っています。

今回はそんな仮想通貨が盛り上がる前に

融資を受けようとして失敗したとある男性の体験談をお聞きください

ビットコインに可能性を見出したが……

銀行の、それもメガバンクから500万円ほど

事業ローンとしてお借りしようとした際の話です。 
 

ちなみに当時2017年3月に

NTT西日本のグループ会社であるNTTマーケティングアクトに

正社員として勤務しておりました。

その後、独立を夢見てフリーランス(個人事業主)として独立する

その夢を叶えるべく3月末にてNTTマーケティングアクトを退社しました。 
 

ちなみに私はNTTマーケティングアクトで

6年間正社員として勤務しておりました。

その間に「ビットコイン」というモノが世間に知られるようになり

プレジデントや東洋経済でも

今後、キャッシュレス化、電子的な決済手段、

送金手段として仮想通貨が幅を利かすと確信しました。 
 

当時、私はビットコイン

ビットコイン以外のアルトコインも間違いなく上昇すると感じ

100万円ほど投資しました。

当時は2015年末です。 
 

またビットコインのATMであるBTMにも投資しておりました。

そこで確実に仮想通貨の投資会社

仮想通貨の投資に関する相談(コンサル会社)を作ると決めました。 
 

そして有給を全て使い2017年3月末に

仮想通貨投資会社を作る為に個人事業主から始めると決めました。

その上で、お金もそれなりにあったのですが

最終的に法人格にするにはさらにお金がいると感じ

銀行にお金を借りることにしました。 
 

顧問会社を作る為に銀行に融資をお願いしたが……

では本題に入ります。

まだまだ知られてなくてビットコインが詐欺同然のモノとして思われていた時代です。

かなり準備をしてメガバンクで事業ローンをお願いしに行きました。 
 

私は500万円の提示で、準備として

マイナンバー」「保険証、免許証などの個人として把握できる証明書

また、私が個人事業主として運営するにあたり

定款」会社の決まりごとの書類です。 
 

次に個人事業主の場合は

個人事業主の証明書」また「決算書」が必要です。

私は個人事業主として運営を始める際に

駐車場の経営として税務署に提出したものしかなかったもので。

サラリーマン時代から2017年3月までの決算書

土地の権利書も持って行きました。

現在の資金繰り表なども必要になりました。 
 

その上で定款だけでなく

銀行員の方々には意味がわからないと思ったので

仮想通貨というものが今後どう発展するのか

プレゼンする為にiPadで説明するiMovieも作り利用しました。 
 

そして当日、アポイントをしてある金曜日です。忘れもしません。

事業ローンの審査と説明を銀行の事業ローンに話す時です。

漫画に出てくるような偉そうな銀行員は

流石に昨今はいませんでした。 
 

過去に流行ったTV番組で「マネーの虎」のように

準備をして必ず銀行員に融資していたくよう

説得の準備をしました。

結論からハッキリとお答えしますと。答えは「NO」でした。 
 

500万円という金額、私の駐車場という担保がある。

そして内部留保したお金があるのは良いのですが

個人事業主として2ヶ月程度で500万円の大金をお貸しすることは不可能です。

そうおっしゃいました。 
 

正直2年以上も前になる話ですがハッキリと話します。

銀行員はビットコイン率いる仮想通貨、アルトコインも含む投資。

そして、投資しようとする個人

法人に対する顧問(コンサル)ポートフォリオを組む。

そういった仮想通貨に対する構想がわかっていただけませんでした。 
 

やはり本当に「ご理解いただけなかった」 
 

まずは2017年5月時点で

ビットコイン、イーサリアム、リップル、ネムなどのアルトコインなど。

全く知られてない時期です。

ビットコインも過去に詐欺があった円天のコインと間違われる始末です。

「融資」がいかに難しいのか理解できました。 
 

iMovieで仮想通貨の歴史

今後こうなるから今のうちに投資会社を立ち上げて

個人や法人に投資の仕方をコンサルすることが全く理解してくれませんでした。

銀行と仮想通貨は相反する存在

今思えば「仮想通貨」は

銀行の得意とする「送金」「預金」などを無くしてしまいかねない存在です。 
 

この融資の説明は完全に失敗だと感じました。

そりゃあ、今後ライバルになるような業界に投資もしたくない

「個人事業主」として1年も経過してない人間に融資はできない。 
 

そんな仮想通貨がどんどん世間を賑わして

送金手段や通貨として認められるわけがないと言われました。

その点が悔しかったです。 
 

そして現在ですが

融資の話を銀行に持ちかけて3ヶ月後に

ビットコインがビットコインキャッシュと分裂してハードフォークを果たしました。 
 

そこで当時、私が投資したビットコインを含めたアルトコイン100万円

それから積立もしていました。

140万円くらいのものが800万円ほどの価値になりました。

今思えば銀行からの融資話は失敗に終わってよかったです。

2017年の仮想通貨バブルで

大きく値上げして簡単に億り人に慣れました。 
 

その上、仮想通貨だけでなく

株式、ETFなどのコンサルも友人向けにしております。 
 

ただ、僕みたく銀行で融資してほしいって方は

大企業の正社員時代に融資してもらうのが一番楽です。

その点だけ最後にお伝えしておきます。

まとめ

さて、今回のある個人事業主の方のお話ですが

実は重要なポイントが含まれていました。それは 
 

フリーランス(個人事業主)は融資がなかなか通らない

という点です。 
 

以前に私もブログに「社会人のうちにクレジットカードを作っておけ

という話をしたかと思いますが

個人事業主の間はいろいろとやりたい仕事を出来るチャンスでもあるのですが

問題は資金調達です。

なので、会社員時代には恐らく無い発想で

「会社員の時に融資を受ける」という事をするべきです。 
 

クレジットカードも急なお金が必要になったときに

役に立ちますからね

フリーランス(個人事業主)になるのであれば

先に「資金調達」を受けてからやってみると

あなたの思った通りの事業が出来る可能性が高くなります。 
 

急に大金を手にしたくないという人もいれば

その逆もしかり、考え方によりますね

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