さて、プロフィールには私が大卒フリーランス(個人事業主)になった理由を書いていますが
私をフリーランスへの導いた1冊の本があります。
それは「東大卒プロゲーマー」という本です。
私は当時格闘ゲームにドハマりしていて
この本は私がやっていた「ストリートファイター4」という格闘ゲームの
有名プレイヤーが著者の作品で
最初は単純にファンだったからという理由だったのですが
結果的には私を大卒フリーランスに転身させた一冊といっても過言ではありません。
今回は本のレビューも踏まえて私がこの1冊の本から
どう考えたのかを書いていきたいと思います。
ときど(谷口 一)さんの生き方
様々なテレビ番組や動画等でときどさんのプロフィールに関しては
説明されていますが再度解説を踏まえると
麻布中学校・高等学校卒業後、一浪して東京大学理科一類に入学。同大工学部マテリアル工学科卒業。東京大学大学院工学系研究科マテリアル工学専攻中退。 参照:wiki
という経歴です。
現在も様々なスポンサーを経て
プロゲーマーとして活躍しており
2017年7月ラスベガスで毎年開催されている
歴史ある世界最大の格闘ゲーム大会EVO2017に参加し2000人以上が出場したストリートファイター5部門で優勝しました。
そんな、谷口一さんは父親が東大志望だったが
東大に入れなかったということを幼き頃に聞いて
昔から東大に入ることを目標にしていました。
経歴にもある通り名門の麻布中学校・高等学校卒業後
結果的には、一浪して東京大学理科一類に入学。
というエリートな学歴なのですが
一番素晴らしいのは「勉強」と「ゲーム」を両立していたことです。
当時は、様々な「ときど式」と呼ばれるセットプレイを駆使し
最速で結果を掴むプレイをしておりました。
私もときどさんの綺麗なセットプレイの虜になった1人です。
そんなときどさんは元々研究員志望だったのですが
「取り返しのつかない失敗」が原因で大学院中退を選択しました。
この「取り返しのつかない失敗」の原因は
本を読んでみてください。
そこで公務員に向かう予定だったときどさんに
「プロゲーマー」という選択肢が突然現れます。
「東大にせっかく入ったんだから官僚か公務員になる」
「この先不安定だし先も見えないプロゲーマーになる」
という2択でかなり迷ってしまいます。
そこで谷口一さんは日本で初の格闘プロゲーマーになった
「梅原大吾」さんに相談をすることとなります。
「本当に好きなことなら、チャレンジしてみるのも悪くないと思うよ。1回しかない人生なんだから」
この本での名シーンで私も好きなシーンです。
この本誌で梅原大吾さんは
という発言をしました。
谷口一さんは
「東大にせっかく入ったんだから官僚か公務員になる」
「この先不安定だし先も見えないプロゲーマーになる」
という2択で迷い
そこで谷口一さんは日本で初の格闘プロゲーマーになった
「梅原大吾」さんに相談して「最後に返ってきた言葉」です。
この言葉が頭から離れることなく
日に日に大きくなっていたときどさんは
公務員試験の最終面接に断りの連絡を入れ
プロゲーマーになりました。
そして、その言葉に影響された私も
後に大卒フリーランスになる決意をしました。
私は1回しかない人生という事を考えたことがありませんでした。
なので、突き動かされたかもしれません。
私はこの本を肌身離さず持ち歩き
現在ではかなりボロボロになってしまいました。
しかし、何か嫌な事や泣きたいことがあっても
この本を読むことで元気づけられていました。
なので、この本に関しては私が数多く読んできた中でも
かなりオススメする本になります。
大卒フリーランスになっていた自分は
この本を買うきっかけは
私がたまたま格闘ゲームの「ストリートファイター4」をプレイしていたから
というところから興味があって買ったのですが
最終的には私は買ってよかったと思っています。
それは
この記事には載せていないときどさんの学校時代のエピソード
ほぼ毎日ゲームセンターに通っていて大会で連覇しまくっていたエピソード
大学に入学して研究にドハマりしたがそれはゲームから培った部分もあるというエピソード
セットプレイを基本としていたときどさんがそのプレイスタイルを変えるきっかけがあったエピソード
という風に初めて勝った人でも分かりやすいような
構成になっているのですが
自分の人生にきっかけを与えてくれる1冊とも
なっています。
フリーランスは収入の面で困ったり
立場が弱いところにいますが
その分、自由に好きなことを何でもできたり
様々な人と接することが出来る機会が増えたりして
楽しいことも多いです。
なので、フリーランスを考えている方は
私のブログやこの本を読んでもらえれば
少しは考え方がまとまるかもしれないですので
オススメします。