フリーランス 失敗体験談 確定申告

分からないことだらけのフリーランスの確定申告

投稿日:2019年6月22日 更新日:

2月に税務署に相談しに行ったが……?

税務署 確定申告

私は現在51歳の女性で、職業はフリーライターです。 
 

私はフリーランスになりたての頃、自分の今後の方針が決まらないまま、何となく仕事を続けていました。

その年は派遣やバイトなど、企業に勤める仕事をしながら同時にフリーランスの仕事もしていこうと思っていました。

しかし、結局、派遣やバイトでは自分のやりたい仕事が見つからず、結果的にフリーランスの仕事の収入だけになってしまいました。

前年度までは長年、企業に勤務していたので非正規雇用の場合は自分で確定申告をしていました。 
 

ですが、フリーランスの収入だけの年の確定申告のやり方がわからずになんと、2月に入ってから税務署に相談に行きました。

しかし、その頃はすでに税務署ではかなり忙しい状態で相談に乗ってもらった職員も忙しい中での対応だったようでかなりそっけない感じが印象を受けました。 
 

無知の状態で相談に行った私も良くなかったのですが、そこで改めてフリーランスの場合は事業届けを出す必要があることを言われました。

昨年の分はその範囲内ではないので、一時所得扱いで申告をすることになりました。 
 

そこで必要な用紙をもらい、さっそく記入していったのですが、経費の分を除いても確実に課税対象になってしまう収入が出てきてしまいました

この年は事業届を出して、青色申告の申請をしていれば控除を十分に受けられる程度の収入でした。 
 

ですが、その届を出していなかったために、収入は少なくても課税対象になってしまいました。

この年は苦い経験をしてしまいましたが、これを機に、すぐに事業開始届と青色申告のための手続きを行いました。 
 

同時に市や県にも事業開始届を出す必要があると言われ、それも行いました。

他にも地方事業税などが発生すると言われましたが、私の場合はフリーライターということで、それには該当しないと言われました。 
 

この年は2月に税務署に相談に行ってから、大急ぎで確定申告と、事業開始届、青色申告届などを行ったので、慣れないことだらけでどうなる事かと思いま
したが、無事に申請を済ませることができました。 
 

来年からは講習会にも参加をし始めた

確定申告 講習会

その後、税務署の方から青色申告の講習会が何度か行われたので、それに参加しました。

このおかげで今まで経理の勉強も、業務にも一切関わってこなかった私でも、その翌年にはなんとか申告をすることができました。 
 

さらに地元にある新規起業者向けの相談センターのようなところでも、いろいろと相談に乗ってもらいました。

役所に相談するには限界を感じたので、こういう組織があることは、私にとってはとても助かりました。 
 

私は学校を卒業してから長年、とある企業で働いてきました。そのためずっと給与所得者できたので、個人事業主やフリーランスというものが名前は知っていても、具体的にどういったことなのかよく分かりませんでした。

私の場合はたまたま自分がやっていた仕事が個人事業主に該当することが後で分かって、そこから確定申告に関することも勉強していったような感じです。 
 

とにかく最初の年は分からないことだらけで、ネットでもいろいろと調べました。

また、青色申告に必要な帳簿の名前や経理のイロハもまったくわからず、全て1から勉強しなければいけない状態でした。 
 

経理の勉強をしたことがある人や、実務経験があればたいしたことない内容のことでも、私にとっては無知の世界で、それをちゃんとやっていけるのか不安が多かったように思います。

しかし、ネットでいろいろと調べたり、分からないことは専門知識のある人に聞いたりすることで、少しずつ自分の今の状況や、今後のやり方を見つけていくことができました。 
 

また、現在は昔と違って、パソコンがあるおかげで、かなり簡単に経理の管理ができるようになりました。

そのため、経理用語が良く分からない私でもなんとか必要な経理業務をこなすことができています。 
 

個人事業主とフリーランスって?

個人事業主 フリーランス 違い

後でわかったことですが個人事業主は会社等の法人を設立せず自身で事業を行っている「」の事を指していて

フリーランスは特定の組織に属する事なく、仕事ごとに契約を結ぶ働き方の「スタイル」の事を指していたのでほぼ同じ意味合いですが、それもよくわかっていませんでした。 
 

個人事業主の事業開始届を提出する時、私は個人で事業をやっている人が対象なのだと思っていました。

そもそもフリーランスというスタイルがどういうものなのかもよく分かっていませんでした。 
 

自分の仕事が個人事業主に該当するということは、開始届を出さなければいけないことになって、ようやく理解することができました。

私の周りで、フリーランスで仕事をやっている人はいませんし何らかの企業に就職等をしているので、働き方が全く違います。 
 

その為、私は手探りで調べたところも多くありました。

時代とともに新しい働き方も出てきますが、周りに経験者がいないと、それを理解してもらえないこともあります。

自分でも良く分かっていなかったので、それは仕方がないことなのですが、どんなことでも初めてやる人は大変なのだということが分かりました。 
 

働き方改革などで、今後はさらに多様な働き方が出てくると思います。

時代のニーズは自分らしい働き方を求めていくならば、新しい働き方に対応した確定申告のやり方が必要になってくるのではないかと感じています。 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

税務署は2月3月になると大行列で確定申告の相談にしに来た人たちが押し寄せてくるためどうしても対応がそっけなくなってしまいます。 
 

なので、ある程度は自分で調べていく必要がありますので

講習会等に積極的に参加をして情報収集をしていきましょう。 
 

-フリーランス, 失敗体験談, 確定申告

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