フリーランス 仕事術 失敗体験談

フリーランスか会社員か比較してどちらが良いか?

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フリーランス(個人事業主)が良いか会社員が良いか?というのは

実際にやってみることで体感することができますが本当に人によると思います。 
 

今回はそんな中、会社員から自営業になった方の体験談について解説していきます。 
 

大企業の子会社に就職したが…

大企業 フリーランス 正社員 比較

学校卒業後、いわゆる大企業の子会社に就職し、自分が将来独立してやりたいことに関連する部署に配属されました。

そこでは、電話の対応の仕方、コピーのとり方をはじめ、外部の人との接し方、そして社会人としての振る舞い方を教えてもらいました。 
 

学生時代は運動系の部活に入っていたので、そこで礼節は教えてもらっていましたが、やはり、しっかりとした会社に入り社会人としての基本をおさえておくことは大切だと思いました。 
 

正社員として入社したので安定した収入が入ってくることは魅力的でした。入社して最初の 5 年程は実務についていました。

実務に慣れた頃からは将来に役立てるための勉強もし始めました。 
 

そうこうしているうちに、新入社員の面倒を見る立場になっていき、実務から少しずつ離れていきました。

部下には躁鬱病の人ができ、上司はその人の仕事の尻拭いを私に投げてきました。 
 

当初は一生懸命に面倒を見ていたつもりでしたが、自分もまいってきたこともあり、会社に辞表を出したのが年末でした。ボーナスまでなんとか我慢して辞めたわけです。 
 

その後、3カ月程自由に過ごし、活力が出てきた3月末に新聞の求人広告で自分がやりたい仕事そのものを見つけ

早速、その人材派遣会社に連絡をとり、面接をして、その後、ある大企業の派遣社員として働くことになりました。 
 

派遣社員として待遇の悪さを痛感した

派遣社員 待遇の悪さ

仕事内容は専門的なことでしたので、派遣社員だから・・・というマイナーな思いをすることはなく、逆に頼ってもらいましたので専門分野をもつことの大切さを痛感しました。 
 

ここでは、ひたすら、自分がしたい仕事だけに集中でき、信頼されてくると、内容も多岐にわたり、知識も増えていったのは収穫でした。

居心地よく 4 年程が経過し、5 年目に入ったころに、部署内移動があり、さらに、この部署が遠くに移動となることをきっかけに派遣社員の生活にピリオドを打ちました。 
 

引っ越し手当てなど、正社員には支給されるのに派遣社員にはありませんでした。

そして、何より、転属先での人達との仕事が楽しくなかったことが大きな要因でした。けれど、5 年間で培った人脈はその後のフリーランスとしての私を大いに助けてくれることになりました。 
 

派遣社員を辞めたのは 12月でした。自己都合退社なので失業保険の給付は遅いと聞いていたので、ハローワークには早めに行きました。

ここで、偶然に見つけたのが、職業専門学校の掲示でした。そこには、派遣社員時代に苦手意識をもっていた分野がありました。 
 

そのコースは 1 年制で、その間ずっと失業保険を受給できることを知り手続きを早速行いました。運良く、この学校に入学でき専門分野に集中しました。

その間に、派遣社員として働いていた会社の人から「時間があれば、仕事しませんか?」と有り難い申し出を頂き、専門学校との両立はちょっと大変ではありましたが、折角の申し出を受けることにしました。 
 

この後、この人との仕事はフリーランスになってもずっと続いています。この人からの紹介で他からも仕事を受注することもありました。 
 

フリーランスとして独立

フリーランス 独立

職業専門学校をなんとか卒業し、フリーランスとしての独立となりました。失業保険の給付が終わったので自分からも仕事を積極的に探さなければなりません。

フリーランスのメリットは嫌な人間関係がなくなり、満員電車に乗る必要もなく、時間を自分の思う通りに使えることです。 
 

一方、デメリットは自分で仕事をとり、見積り、請求、税金関係と仕事以外の雑用もこなす必要があり、時には休日も仕事で手一杯となり、定時で働いている友人たちと簡単に会えなくなることでした。

急ぎの仕事が入り、約束していた飲み会もドタキャンということもありました。収入は不安定になります。 
 

そこで、本業の他に、ネットでの株取引を開始しました。

私の場合は、情報を得やすい日本株だけですが、銘柄によっては、銀行などに預けるよりも、配当がずっと良いものがありますし、貸株設定にしておけば少額でも収入となります。 
 

1日、自宅でのフリーランスならば、ネットの有効的な利用をいろいろと考えることも大切です。 
 

結局、被雇用者となるか、フリーランスとなるかの決断は、個人の生き方の問題です。どちらが正解などというものではありません。

一つ言えることは、被雇用者にせよ、フリーランスにせよ、自分を常に磨いておくことは必要だと思います。 
 

嫌な上司や周囲の面倒な人間関係に疲れていたら、そこから抜け出す勇気も時には必要です。

ただし、正社員の人でフリーランスを考えている人は明確にやりたいことが決まっていることが有利です。なんとなくフリーランスは仕事のないフリーターになってしまうので要注意です。 
 

フリーランスになる前に、他社の正社員や派遣社員、学校に通い自分の専門性を高めるなど、キャリアを積むことも考えてみてください。 
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

「なんとなくフリーランスは仕事の無いフリーターになってしまう」というのは心に突き刺さるような発言でした。 
 

当時自分がフリーランスだった時は恐らくなんとなくのフリーランスをしていた方が

多数いらっしゃったような気がします。 
 

明確に目標や目的をもって仕事をしていくのが良いと思いますね

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